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瑞法光寺の年中行事


新型コロナウイルス感染症対策として

葬儀や法事など通常通りご対応しております。本堂での法要に際し、画像のように、法要参加者の席間隔をあけ、そして窓を開けて換気をしながら10名以下で法事をおこなっております。

コロナウィルス―乗り越える為に

昨今、コロナウィルスが流行っており、皆様も不安な日々を過ごしているかと思います。我々仏教者としても他人事ではありません。高齢者の利用が多い場所ですから感染には神経を尖らせていますし、法事や葬儀などのことを考えても皆様に安心して供養して頂けるように一日も早い収束を願っております。

仏教ではそもそもこの世は「生老病死」という言葉に代表されるように悩み苦しみが尽きず、人の想いがままならぬ場所として説かれています。今回のコロナウィルスを始めとした疫病も長い歴史の中で何度も繰り返し、決してなくならないものだと思います。そんな中で全てを見通したり、万全の対応ができない未熟な我々がどのようにしてけば良いのか、様々説かれているのが仏教なのですが、私個人としてはやはり忍耐(忍辱)と智恵を挙げたいと思います。

政府やニュースでも言われているように周囲に感染をさせない為にはある程度の行動自粛、忍耐が必要です。ただ、「忍耐」には様々な行動があり、怒りや憎しみを連鎖させない、継続する、誘惑に打ち勝つなどがあげられます。その中でどう行動するのかを決めるには「智恵」が必要です。忍耐するにしても、ブラック企業で使い潰されてしまうよりも、智恵を働かせて正しく状況判断をし、転職への不安や周囲からの非難を忍耐した方がより良い結果に繋がるでしょう。

今回のコロナウィルスにおいては「治療方法が確立する」というゴールに向かってどのように正しく忍耐していくかを智恵をもって正しく判断しなくてはいけません。最初に言ったように我々は全てを見通すことはできませんので完全な正解は難しいです。ただ、「治療方法が確立する」までの間、それなりの期間がかかるということがわかっています。半年や一年、その間、全員が家から全くでない、というわけにはいきません。やはり政府方針のように医療崩壊を招く集団感染は避けつつ、恐怖に耐えながら生活を送ることが必要です。とても辛い戦いになると思います。

そんな忍耐をするにあたり、応援の意味を込めて、多くの方がご存知の言葉を改めてご紹介させて頂きます。人によっては悲しい記憶かもしれませんが、昭和天皇の玉音放送の一部です。
「(前略)耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、もって万世のために太平(平和な世の中)を開かんと欲す」敗戦や多大な戦争の犠牲という苦難から、先の平和に繋げるために耐え忍ぶ。まさに先を見据えた「忍耐」を象徴するような言葉だと思っています。疫病は根絶の難しい問題だと思います。ただ、その度に混乱や悲しいことも起こりましたが耐え忍び、「はしか」などに代表されるように予防接種や治療薬などの「より良い結果」に繋げてきたのだと思います。いづれ、今回のウィルスも「一度はかかる風邪みたいなもの」と言えるようになる日まで、正しく耐え忍び、乗り越えられればと思っています。


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